研究機関の研究事例
国内外の大学や研究機関を中心に、NMNについての研究発表が盛んになってきています。
それらの中からいくつかご紹介します。
肥満予防や糖尿病予防の
効果向上
2021年ワシントン大学のサミュエル・クライン教授らの研究によると、肥満や加齢したマウスでNADを作る機能が低下し、血糖値が異常に高くなることがわかっていましたが、NMNを10週間与えたところ血糖値が下がったそうです。
これにより高血圧やそれによって進行する糖尿病などの予防や改善が期待できます。
下半身の機能改善や睡眠の改善
2022年筑波大学の大藏倫博教授らの研究によると、午後に高齢者がNMNを飲むと、下半身の機能改善が見られ転びにくくなったり、また日中の眠気も減ることがわかりました。
NCBI(アメリカ国立生物工学情報センター)Effect of 12-Week Intake of Nicotinamide Mononucleotide on Sleep Quality, Fatigue, and Physical Performance in Older Japanese Adults: A Randomized, Double-Blind Placebo-Controlled Study 概要より引用安全性の確認
2020年慶應義塾大学の伊藤裕教授らの研究では、NMNが、健康なヒトが安全に飲めることを、世界で初めて明らかにされました。 これまでの研究では、動物の体内にNMNを投与してNADを増やし、さまざまな病気を抑えることはわかっていましたが、健康なヒトが安全に飲めるかは不明でした。
(引用元:慶應義塾大学 「世界初 抗老化候補物質NMNを、ヒトに安全に投与できることが明らかに」より)https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2020/1/21/28-66964/
NMNサプリメントの闇
産地の偽装が常態化
世界で流通しているNMNの原料は99%が中国産ですが、日本国内で『造粒』という粒を整える工程を経るだけで、中国産と記さずに国内産として販売されている場合が多く見受けられます。
また、添加物も無制限に添加されているため、安全性に疑問のある商品がほとんどです。
安全なNMNの製造方法とは
NMNの製造法として化学合成と酵母発酵の2つの製造方法がありますが、化学合成されたものは製造過程で危険な化学物質が紛れ込むリスクが高いといわれています。
事実、マウスに与えたテストでは死亡例も起きているようです。
安全性試験が
行われていない問題
NMNに限らず、サプリメントは法的には食品の扱いのため、安全性テストが行われずに販売されていることも多く、非常に危険な状態といえます。
有効成分のごまかし
他社のNMNサプリメントの中には、原料の純度99%などの表記があってもデンプンやその他添加物が大量に入っているだけで、 完成品にはNMNがほとんど入っていないものも存在します。また、原料の安全検査はしていても、完成品の安全検査をしていない製品がほとんどです。
サプリメントは口に入れるものですので、極端に安価なものはもちろんの事、高価な製品でも問題がある場合があるため、よくご確認の上、ご購入いただくことをお勧めします。
安全性テスト済のNMNを見る